50年以上の歴史をほこるインプラント治療において、日本国内で事故が起こってしまう原因は以下のことが挙げられます。
@解剖学的知識および外科的技術力の乏しい歯科医(術者)がインプラント治療を行なっている。
A現在でもインプラントの講座のない大学が多く、知識・技術の習得や鍛錬が個人の努力によるものになっている。
B症例は、人によってそれぞれで、骨の量、密度が違うにもかかわらず、治療に入る前の事前の診査が不十分である。
以上のことが、事故に結び付くと考えられます。
では、これに対し、患者さんはどう注意すべきでしょうか?
@歯科医(術者)の症例数など経験を確認する。
A歯科医(術者)のインプラントに関する学会での発表症例を調べる。
B説明された通り実際の施術がうまくいかなった時の対処の説明を求める。